今年の夏頃に、iMac27 A1312 mid 2010の内蔵HDD (Seagate ST31000528AS)のデータ復旧及びハードディスク交換修理をご依頼いただいたお客様より、MacBook A1278 mid 2009のハードドライブを大容量のモノに交換してほしいとのご依頼をいただきました。
余談ですが、iMac27 mid 2010 ですが、appleよりリコールの発表がありましたので、お持ちの方は、
http://www.apple.com/jp/support/imac-harddrive/
でご確認ください。データ復旧はしてもらえないので、すでに故障してしまっている場合はデータ復旧の会社さんへご相談くださいませ。
さて、お預かりするときに、細かくご希望をお伺いしたのですが、
iPhone5を購入したら、Mac OS X Snow Leopard 10.6 以降じゃないと接続できなくなっていたらしく、この際だからシャキッとリフレッシュしたいとのことで、
●OSを、10.5(Leopard)=>10.6(Snow Leopard) へアップグレードし
●ハードドライブを160GB=>500GBへ交換、大容量化し
●データ、設定、アプリをきれいに新ドライブに展開し
●しかも、bootcamp領域もきれいに新ドライブへ移行してほしい
というちょっと贅沢というか、難儀なご要望をいただきました。
「どうせここまでやるんならRAMも最高まで上げましょう」とこちらから提案し、
●RAM 4GB=>8GBへ容量アップ
も追加で、行うことになりました。
新規のドライブをインストールし、RAMも4GBのものを2枚交換しました。外したRAMは、iMacで使っていただくことにしました。(ちょっともったいないんで、、、)
Snow Leopardのインストールを行い、移行ウィザードで、各種データ、設定、アプリの吸い込みを行い、Macの部分はきれいに仕上がりました。
さて、bootcampの領域を移行するにはどうすればいいのか?
とりあえず、bootcampアシスタントで以前と同じだけの領域(80GB)の確保を行い、データ復旧業界では有名なバイナリエディタツールWinhexを使用しデッドコピーを行いました。
余談ですが、旧160GBドライブと500GBドライブでは、bootcamp領域の始まる位置が異なるので、その分だけずらしてコピーします。Linuxのddでもできないことは無いと思うけど、これでやるとすごく楽ですよ。
PCマニアだったらひとつ持っていればかなり楽しめるツールです。EUR 199.90ですので、円高のうちにひとつ手に入れておくことをおすすめいたします。
結局、2泊3日お預かりしてリフレッシュ完了しました。容量も増えて速度もアップしたMacbook mid 2009 ですが、お客様もとても喜んでくださいました。
自分のiMac Late 2009 もSSDに乗せ換えたりしてちょっとリフレッシュしようかな。。。
成田賢司