DATA HOPEでお取り扱いさせていただいた各メディアのデータ復旧事例をご紹介いたします。ご依頼時の参考やお客様の症状の自己診断にご活用ください。
区分 | ・LANDISK・RAID・ST2000シリーズ・ネットワークディスク(NAS)・物理障害復旧 |
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復旧技術者より | 種別:NAS 都道府県:山形県 筐体情報:アイ・オー・データ/I-O DATA HDL2-AH4.0 RAID 1 記憶媒体:HDD(Hard disk drive) Seagate 3.5インチ SATA モデル:ST2000DM001 ST2000DM001 容量:4TB(2TB×2) 環境[OS]: 状況:エラーランプが2つ赤く点灯している状態で、アクセスすることも出来ない。マウントもしない。使用している最中にアクセス不可になった。 診断:中度物理障害(バッドセクター発生障害) 処置:読取-修復-解析 復旧率:95%-100% 作業日数:6日 料金目安:15万円~25万円 HDD#01はバッドセクターが発生しており、専用復旧ツールにてアクセスし、認識したため、データ抜出いたしましたが、データを確認したところ、約1か月前までのデータしか確認できず、 状況から、HDD#01が先に調子が悪くなり約1か月前に 離脱したのだと推測しました。 このため、HDD#02よりデータを取得する必要があることが判明しました。HDD#02は物理損傷を負っておりましたが、 専用の復旧機器を用いてHDDを修復いたしました。 復旧結果を確認したら、1本が早期離脱しており、データが欠損していることが判明しました。もう1本の物理障害を克服しなければならなくなり、かなり緊迫した復旧となりました。RAID1だから半分の量の解析ではなく、2本分の作業量となるので、その大変さをご理解いただくことは復旧をするうえで重要となります。データさえ復旧すればいいんだ、というような仕事はしないようにしています。 |