DATA HOPEでお取り扱いさせていただいた各メディアのデータ復旧事例をご紹介いたします。ご依頼時の参考やお客様の症状の自己診断にご活用ください。
区分 | ・LinkStation・RAID・ネットワークディスク(NAS) |
---|---|
復旧技術者より | 種別:NAS 都道府県:宮城県 筐体情報:バッファロー/BUFFALO リンクステーション LS-QV4.0L/R5 RAID 10 記憶媒体:HDD(Hard disk drive) Seagate 3.5インチ SATA モデル:ST31000524AS ST1000DM003 ST1000DM003 ST1000DM003 容量:4TB(1TB×4) 環境[OS]:Win7 状況:E14が出る 診断:重度物理障害(RAID崩壊) 処置:読取-修復-再構築 復旧率:95%-100% 作業日数:4日 料金目安:11万円~19万円 初期診断(未開封作業)を進めましたところ、HDD#1,2正常、HDD#3バッドセクター発生(中度物理障害)、HDD#4 ヘッド障害(重度物理障害)を確認いたしました。 HDD#4の物理損傷を起因とし、RAID構成が論理的に破綻(RAID崩壊)したものと考えます。また、以下のようなRAID10構成であることが確認されました。 ******************************** HDD#1とHDD#2でミラーリング(RAID1):A、HDD#3とHDD#4でミラーリング(RAID1):B、そしてAとBでストライピング(RAID0) ******************************** HDD#4の障害が重いため、#4を除く3本のクローンをデータ復旧専用ツールを使用し作製したのち再構築の上、データの復旧を行ないました。 ******************************** 復旧専用機器にて解析した結果、プラッタ(円盤)表面に0.1%以下のバッドセクタ(読取不能領域)が存在しました。この読取不能領域以外の全体の99.9%以上より、イメージを取得することに成功しました。 お客様の必要なデータを復旧することができ、嬉しく思います。 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。 |
クライアント さまより |
自分では手を付けられなくなってしまった台数の多いRAID崩壊にも 対応して頂き、感謝しております。 データの取り出しも出来る限りと力強いご返事を頂き、ほぼ全てのデータが復旧出来、大変助かっています。 本当にありがとうございます。(宮城県・便利屋さん) |